大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡を挿入して大腸全体を観察する検査です。
大腸内視鏡では、大腸疾患の検査・診断のみでなく内視鏡での治療も行うことができます。便潜血陽性の際の大腸の検査、大腸ポリープの経過観察、炎症性腸疾患の内視鏡による診断の他、治療としては主として大腸ポリープの切除を行います。



大腸内視鏡(コロンファイバー:CF)は以前ほどつらくはありません。

医師の検査技術の熟練とファイバーの進歩(状況によってファイバーの硬さを変えられるようになった)によって、検査の正味時間おおむね20分ほどです。例外として、大腸が長い方や過去の開腹手術による癒着の強い方は検査時の腹痛が強い方もいます。

当院ではポリープが見つかった場合は患者様の同意が得られれば同時に切除可能です(大腸ポリペクトミー)。ただし、術後1週間ほどは旅行等はできなくなります。



大腸がんについて

現在、日本人の2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が「がん」で亡くなるような時代になりました。大腸がんに関しては年々罹患数、死亡数が増加しており、がんによる死亡原因のうち、男性は第3位、女性では第1位となっています。


 

早期発見のすすめ

大腸がんの多くは良性の腫瘍が悪性化して発生し、進行するまで自覚症状が無いのが特徴です。したがって、悪性化しそうな腫瘍を発見したら、その時点で切除してしまえば大腸がんを予防できることになります。腫瘍の多くは「ポリープ」という腸の内腔に盛り上がった形をしており、大腸内視鏡で発見でき、内視鏡で観察しながら切除することができます。

大腸がんは早期発見が第一です。ポリープが見つかれば同時に切除します。

水曜に橋本先生が担当します。場合によっては田村先生も可能です。

 

大腸ファイバー検査費用(大腸カメラ費用)

【3割負担の場合】
観察のみ:10,000円位(下剤代含む)
生検がある場合:プラス約4,000円
        (生検1か所、複数の場合は部位によって費用が異なります。)
ポリープ切除:16,000円〜30,000円(ポリープの数、大きさで費用が異なります。)
  
 ※ 2割負担の方は2/3、1割負担の方は1/3となります。

検査の流れ

胃内視鏡検査の流れ 検査前日

常用薬は服用して差し支えありません。
なるべく多く水分(水のみ)を摂取し、朝・昼・晩と消化のよい食事を軽めに摂ります。
果物や種付きのもの、海藻類、きのこ、こんにゃく、豆類の摂取は控え、繊維成分の多い野菜を多く摂ってください。
夜21時になりましたら、処方された下剤を服用します。


胃内視鏡検査の流れ 検査前日

薬の服用は、種類によってお飲みいただいてもいいもの・悪いものとあるため、前もってご相談ください。
検査の6時間前に、約2リットルの水に溶かした検査前処置用下剤を、2時間以上かけて数回に分けて飲みます。服用から約1時間たつと排便が頻回になりますが、2時間ほどすれば落ち着いてきます。
透明な黄色い液体しか出なくなってきたら、検査が受けられます。通常ここまで2〜3時間かかります。また下剤服用後、水分(水のみ)の摂取制限はありません。
2〜3時間してひとしきり便が出てしまうと、後はあまり便意を感じなくなるので、電車などで移動もできます。指定の時間にご来院ください。


胃内視鏡検査の流れ 検査前日


1. 左肩を下にして、ひざを少し曲げた状態でベッドに横になります。
2. 患者さんの希望や必要に応じて鎮静剤の静脈注射をします。
3. 肛門から内視鏡を入れ、大腸の一番奥まで挿入します。
4. 引き抜く際には、少しずつ空気を入れながら10分間くらいかけて、腸内をじっくり観察します。


胃内視鏡検査の流れ 検査前日

診察室で撮影画像を見ながら、検査結果を詳しくご説明します。
組織をとった場合には、8日後以降に再び受診ください。


ポリープを切除した場合、 3日間の食事は消化のよい食べ物、入浴はシャワー程度、1週間はアルコール摂取を控えます。激しい運動をする、重いものを持つ、飛行機に搭乗することは避けてください。 また静脈麻酔を行う場合は、しばらく休養室で休んでいただいてからの帰宅になります。





内視鏡洗浄機について

くめ内科クリニックでは、鏡内侍という全自動内視鏡洗浄消毒装置を使用しています。
この装置は消化器内視鏡洗浄・消毒マルチソサエティガイドラインに準拠しており、強アルカリ電解水による洗浄、強酸性電解水による消毒を検査ごとに自動的に行うため、内視鏡は大変清潔です。
また、従来の有毒な消毒薬を使用しない点で環境と人にやさしい機械です。